一戸建て住宅の品質を確認するためのポイント

2011.10.21

家を売却する方だけではなく、これから買おうという方にとっても参考になるだろう。基準の給排水設備や電気設備、マンションの遮音性能、断熱性能などは住んでいればある程度わかる。わかりにくいのは耐久性基準であるが、一戸建ての在米工法の場合の二〇〇二年度基準は、次の通りである。(1)構造材の強化:構造強度上重要なすみ柱(部屋や建物の四隅など)は一一センチ角以上とする。通し柱(二階部分まで通貫する柱)は一三・五センチ角以上とする。

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その他すべての柱は一〇・五センチ角以上とする。(2)基礎の強化:基礎は一体の鉄筋コンクリート造の布基礎(床下全般にコンクリが張られている)とし、地面から上端までの高さは四〇センチ以上とする。(3)床下換気措置:外壁の床下部分には壁の長さ四メートル以内ごとに有効面積三〇〇平方センチメートル以上の換気孔を設ける。(4)小屋裏換気装置:独立した小屋裏(天井裏。押入れの天板の一部がはずれ出入りできるようになっている)ごとに、換気上有効な位置に二箇所以上の換気孔を設ける。(5)換気設備の設置:浴室および窓のない場所、その他湿気の滞留する怖れのある部分には、吸気ロなど有効な換気設備を設ける。(6)防湿、防蟻排置:土台、外壁の軸組み、共用階段などに防腐・防蟻措置を施す。土台に接する外壁下端には水切りを設置する。浴室および脱衣室の軸組み(壁の柱)、床組み、天井について防湿措置を行う。ある程度までは個人でもチェックできるだろう。柱は床下や天井裏を見るが、壁を一尺(約三〇センチ)幅で叩いていくと、ごつごつした音のするところが柱部分。その厚さも叩いていけば大体わかるもの。また、在米工法ではなくツーバイフォーなどプレエ法(枠組壁工法)については、外壁材の品質がJAS企画に適合する合板、パネルであることが条件で、素人にはわからないから、業者に確認するしかなかろうと思う。その他の基準は在来工法と同じ。丸太組み工法というのもあって、いわゆるログハウス。これは軒の出が外壁の中心線から軒の先端までの水平距離が六〇センチ以上、かつ耐力壁の突出部分の先端から軒の先端までの水平距離が二五センチ以上という基準があり、その他はやはり在来工法と同じ。特殊な工法だから。業者にお問い合わせを。





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