首都圏内でも広かったマンション価格の地域格差

2011.10.14

「2007年や2008年前半のマンション価格は決して高くなかった」、あるいは「2006年以降の価格上昇によって住宅は適正な価格を取り戻した」といわれても、納得できない人もいるでしょう。なかには「2004年以降、首都圏のマンション価格が高くなり、とても一般の人が買える水準ではなくなったのではないか。とくに都心では価格が高騰したから、たくさんの億ションが建ったのではないか」と考える人もいるかもしれません。たしかに2006年ごろから、都心や都内のウォーターフロントでは、タワーマンションが相次いで建設され、高額なものも目立つようになっていました。一都三県の分譲マンションの平均価格も、2002年に対して2008年は800万円ほど上昇しています。こうした数字自体は間違いではありません。ただ、一都三県のマンション価格が一様に上昇したわけではありません。バブル期の第a期と異なり、首都圏の中でも大きな格差があったのが第V期の特徴なのです。

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