不動産アナリストの間では、「2006年の年末にかけて10%以上の価格アップになるのではないか」「地域によっては15%のアップになってもおかしくない」という見方が広がっている。住宅ローン金利が1%上がると返済負担は10%以上増える。その上に価格まで上がったのでは、いよいよ買換えは困難になってくる。新築価格が上がれば、現在住んでいる住宅の売却価格の上昇も期待できるとはいえ、中古住宅価格がそこまで上がるとは考えにくい。
JR武蔵野線(東川口)の中古一戸建て
JR山陽本線(姫路)の中古一戸建て
JR常磐線(水戸)の中古一戸建て
四街道市の中古一戸建て
千葉市若葉区の中古一戸建て
不動産業界では、買換えは市場価格が低下しているときのほうか容易といわれる。中古に比べて価格が割高の新築価格が下がれば、手持ちの中古住宅価格か下がっても買換えでの持ち出しは少なくなる。たとえば、新築価格か4000万円で手持ちの住宅の売却可能価格が2000万円とすれば、2000万円の持ち出しですむ。それが新築・中古ともに1割上がったとすれば、「4400万円−2200万円」で2200万円の持ち出しか必要になる。しかも、今後は新築か2割上がって、中古は1割しか上がらないというタイムラグが発生する可能性が高い。いよいよ持ち出しか多くなってしまうわけだ。反対に価格が低下している局面ではこの持ち出しはむしろ少なくなる。新築・中古ともに1割下がると新築が2600万円で、中古が1800万円。差し引きすると1800万円の持ち出しですむ。買換えによって金利上昇のリスクをヘッジするためには、本格的に住宅価格が上がり始める前に買い換えるのが現実的ということになる。