設計は、内部にいる実施設計部隊と実際に客に会う営業設計部隊とに分かれているケースが通常だったが、最近はリストラの煽りからいっしょのケースが多い。以前は、契約前に設計が出てくるケースは少なく、ほとんど営業がプランを描いていた。しかし、これだけ情報が氾濫し、客質も難しくなると、営業だけでは対応ができない。設計が前面に出ざるをえない状況になっている。ハウスメーカーでは、1人の設計担当が3〜5人の営業マンの面倒を見るというのが組織体系上、一般的だ。営業マンは月平均3件くらいのプラン依頼を受けるから、合計月に最大15件の新規のプランをつくることになる。もちろん1回で済むわけがないから複数回つくる。多少の修正は営業がやるにしても対応が難しい。打ち合わせしていることが反映されていないとか、心が入っていないとよく批判されるのは、こうした忙しさの中で仕事をしているからだ。新規のプラン作成と仕掛かり中のプラン修正、その上、契約後のお客様の実施設計、そして着工中の現場の検査とやりくりに苦労しているのが現状だ。
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